NC-R500a イベント&リポート

超高感度カメラを使った春の星空ウォッチング

安城市文化センター 山岡

文化センターでは年に数度定期的に天文ボランティアの協力を得て星空ウォッチングを行っている。 平成21年4月29日(水)、午後6時30分から開始した春の星空ウォッチングは、34名のお客様にお越しいただき、晴天にも恵まれた。

超高感度カメラによる星空ウォッチング星空ウォッチング当日は、事前に約1時間を掛けプラネタリウムで春の星座などの解説をした後、屋上へ移り観望会を開始。

中口径望遠鏡3台と、超高感度カラーテレビカメラNC-R550aを入り口に一番近いところへ配置して行ったが、早速、普段の星空ウォッチングでは見られない現象が起きた。
普段のウォッチングであれば、ひととおり望遠鏡を見てまわるとそのまま帰ってしまうお客様も多いが、今回は超高感度カラーテレビカメラの前で星に見入っているという方々が何人も現れたのだ。
春の陽気で暖かかったのも一因だと思うがそれだけではないだろう。

超高感度カラーテレビカメラの映像を見た人々は皆一様に、今まで見たこともない星空の見え方に感動を覚えたようで、他の望遠鏡を押さえて一番人気になっていたのは言うまでもなかった。

モニターに見入る人々子供から大人までが興味を示し、観望会関係者からは「買ってほしい」との声もチラホラ出ていた。機材の金額を気にしていた人もいた。
もし購入することができれば観望会に新たな目玉ができ、より魅力のある星空ウォッチングを行うことができるだろう。
購入できるかどうかは別にしても、今回はいつもの個々人が望遠鏡でのぞく観望会とも違い、皆で同じ天体や星座を眺めて感動を共有するといった新しいスタイルでの観望会となった。

個人的にはもっと星が良く見える山奥に行ってみてみたいと感じたのだが、そのことを思わず口にすると、光害カットフィルターなるもので光害をシャットアウト。そのフィルターを通すことにより、かなり暗い星までハッキリと見ることができた。とても不思議な感じがしたが、それもこのカメラの特徴であるのだろう。
またズームが早く目標の星だけでなく観望会に来ているお客様のリクエストに瞬時に応えることができるところは魅力だと感じた。

また、カラーがとても鮮明であるというのには驚いた。星々の色も良く分かり、子供の学習には最適だろう。カメラのセットも簡単に可能な様子なので星空ウォッチングだけでなく、プラネタリウムの投映時に外にカメラをセッティングし、プラネタリウム室から月などを観測するなどといった多様な使い方ができるのではないだろうか。

最後に、お忙しい中、安城市の星空ウォッチングに足を運んでいただきました五藤光学さん、どうもありがとうございました。